日商簿記2級 工業簿記の基礎
製造原価報告書、材料費・労務費・経費、製造間接費の配賦、個別原価計算・総合原価計算、部門別計算など、工業簿記の基礎を問答形式でまとめたオリジナル学習教材100項目。
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- 1
工業簿記とは何か。
答案製造業の経営活動を複式簿記で記録・計算する簿記である。材料の購入から製造・販売までの過程を記帳し、製品の製造原価を算定する点に特徴がある。
- 2
商業簿記と工業簿記の違いを述べよ。
答案商業簿記は完成品を仕入れて販売するのに対し、工業簿記は材料を仕入れて製品を製造したうえで販売する。そのため工業簿記では製造原価を集計する原価計算の手続が必要となる。
- 3
製造業の取引の流れを購買・製造・販売の3段階で説明せよ。
答案購買活動で材料を購入し、製造活動で材料を消費して労務費・経費とともに製品を生産し、販売活動で完成品を販売する。この流れは材料勘定、仕掛品勘定、製品勘定で記帳される。
- 4
原価計算とは何か。
答案製品の製造にかかった原価を、費目別や製品別などの観点から分類・集計する計算手続である。工業簿記の中核をなす計算である。
- 5
原価計算の主な目的を2つ挙げよ。
答案財務諸表に記載する売上原価や棚卸資産の金額を適切に算定することと、原価情報を経営管理・原価管理に役立てることである。